7人攻撃にしたのに、横へパスを回しているだけになっていませんか?
攻撃は7人。DFは6人です。
どこかに1人余るはずなのに、外から外へボールが動くだけ。
DFは横へずれるだけで守れてしまいます。
7人攻撃でチームが決めるのは、この3つです。
| チームで決めること | 見るもの |
|---|---|
| 最初に中央を攻める | 中央DFが前へ出るか |
| DFが出たら、そのDFが抜けた側へ運ぶ | 3人の攻撃に対してDFが2人になったか |
| 片側を閉じられたら中央へ戻す | 反対側でもう一度3対2を作れるか |
中央DFが残るなら、中央の選手がシュートや突破を狙います。
中央DFが出るなら、そのDFが抜けた側を3人で攻めます。
最初の3対2を閉じられても、そこで無理をしません。
中央へ戻し、反対側の3対2へ移ります。
先に動きをGIFで見る

中央の選手がDFを動かします。片側を閉じられたら、中央へ戻して反対側を攻めます。
3D作戦盤で「7人攻撃:シンプルに3vs2を作る」を動かして見る
GIFの最後は一つの例です。
右へ出すことも、左へ出すことも、先に決めていません。
中央DFの動きを見てから、人数の少ない側を選びます。
7人いるだけでは、攻める場所で余らない
7人攻撃は、GKをベンチへ下げ、フィールドプレーヤー7人で攻める形です。
攻撃は7人、DFは6人になります。
人数だけを見れば、どこかに1人余ります。
ただ、得点しやすい場所で余るとは限りません。
両ウイングが外に立ち、バックプレーヤーが横へパスを回すだけなら、DFも横へ動けます。
外側で1人余っても、DFが整ったままでは広いシュート角度を作れません。
攻撃側からDFを動かす必要があります。
その始まりが、中央への仕掛けです。
7人攻撃のルールと使う場面は別の記事でまとめています。
ここでは、7対6になったあとにどう崩すかへ絞ります。
中央の選手は、パス先を決めずにゴールへ向かう
中央の選手は、右か左へ配るだけの役ではありません。
最初に自分がゴールへ向かいます。
シュートに入れる姿勢で中央DFへ仕掛けてください。
DFが出なければ、そのまま打てます。
間が開けば、突破も狙えます。
DFが止めに出たら、初めてパスを選びます。
ここで「次は右」と先に決めると、中央DFが残っていてもパスを出してしまいます。
DFは何も選ばなくて済みます。
中央の選手は、狙いを持ちながら答えを待ちます。
パスのスーパーキャンセルで紹介した「いつでも出せるし、いつでもやめられる」状態です。
中央DFが出た側で、3対2を作る
中央DFがボールへ出ると、そのDFが守っていた場所から1人いなくなります。
その側には、バック、ウイング、ピボットの3人がいます。
残るDFが2人なら、3対2です。
たとえば右側の中央DFが前へ出たとします。
ボールを右バックへ運びます。
右ウイングは外の幅を保ちます。
ピボットは中央DFが簡単に戻れない場所を取ります。
右バックは、次のDFへゴールを向いて仕掛けます。
外側DFが右バックへ出れば、右ウイングが空きます。
中央側のDFが右バックへ出れば、ピボットへのパスが見えます。
誰も出なければ、右バックがシュートや突破を狙えます。
3対2は、空いた選手を探す形ではありません。
ボールを持つ選手がDFを1人引きつけ、残った2人へつなぐ攻撃です。
この考え方は、6対5でDFに選ばせる攻め方でも使えます。
閉じられたら、中央へ戻して反対側を攻める
最初の3対2で必ずシュートまで行く必要はありません。
DF全体が右へ寄れば、右側の人数差が消えることもあります。
狭い場所へパスを通そうとすると、GKのいない状態でボールを失います。
そこで中央へ戻します。
DFは右へ寄ったあとです。
中央から左へボールを動かせば、左側で新しい3対2を作れます。
戻す時間が遅いと、DFも中央へ戻ります。
片側で止まってから考えるのではなく、閉じられた瞬間に戻します。
DFが右を守ると決めたあとに左を攻める。
じゃんけんで相手の手を見てから、自分の手を出すような感覚です。
攻撃側は最初から答えを固定しません。
DFが選んだ場所とは違う場所を使います。
ボールを持っていない3人が、人数差を残す
中央の判断が合っていても、周りが同じ場所へ寄ると3対2は消えます。
ピボットは、中央DFがボール側へ自由に動けない位置を取ります。
身体で押さえ込む必要はありません。
パスを受けられる場所にいるだけで、DFはピボットを捨てにくくなります。
ウイングは外側の幅を保ちます。
内側へ寄ると、外側DFがバックとウイングを一緒に守れます。
バックは、止まってパスを待ちません。
ゴールへ向かいながら受けます。
前を向いて仕掛けるから、次のDFを引きつけられます。
3人が別々の仕事をすることで、DF2人へ3つの選択を押しつけます。
うまくいかないときは、5つを見る
中央がパスを配るだけになっている
中央にシュートや突破がなければ、中央DFは前へ出ません。
まず自分で得点するつもりで仕掛けます。
最初から右か左に決めている
予定どおりに動くと、DFが残った側へもボールを出してしまいます。
中央DFが出た側を見てから選びます。
空いた人だけを探している
7人攻撃でも、最初から完全に空く選手は多くありません。
ボールを持つ選手がDFを引きつけ、その隣を空けます。
最初の3対2にこだわっている
DFが寄ったあとも同じ側を攻めると、狭い場所で終わります。
閉じられたら中央へ戻します。
ウイングとバックが内側へ寄っている
外の幅がなくなると、DFの移動距離も短くなります。
3対2を作る側ほど、外側の選手は広く立ちます。
練習では、中央DFに自由に選ばせる
最初は攻撃の動きを確認します。
中央が仕掛ける。
DFが出た側へ運ぶ。
閉じられたら中央へ戻す。
反対側へ展開する。
流れが合ったら、中央DFに自由を与えます。
中央に残ってもいい。
右から出てもいい。
左から出てもいい。
攻撃側はDFの選択を見て答えを変えます。
次は、最初の3対2を守るDFにも自由を与えます。
バックへ出るのか。
ピボットを締めるのか。
ウイングへのパスを消すのか。
シュートが入ったかだけで終わらせません。
中央を攻められたか。
中央DFが出た側を選べたか。
閉じられたときに戻せたか。
この3つを見てください。
7人攻撃は、DFに先に選ばせる
7人攻撃は、7人で横へパスを回す形ではありません。
中央を攻め、DFを前へ出します。
DFが抜けた側で3対2を作ります。
片側を閉じられたら、中央へ戻して反対側を攻めます。
人数が多いことを待つのではなく、得点しやすい場所へ人数差を運びます。
次の練習では、中央から左右へ配るだけで終わっていないか見てみてください。
中央DFを動かせた瞬間から、7人攻撃の人数差が使えるようになります。
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