シーズンが終わり、人が動く。
2025-26リーグHプレーオフから1週間。今週は「シーズン後」の動きが一気に表面化しました。退団、退任、契約満了。そして日本王者が韓国に挑んだ日韓クラブスーパーマッチ。さらに安平光佑選手のアジアMVP、女子U-20代表の世界選手権出発と、国内・国際の両面で話題が尽きない一週間でした。
日韓クラブスーパーマッチ — 日本王者、惜しくも敗れる
6月20日、韓国・麗水のジンナム体育館で「新韓 SUPER SOL 2026 日韓ハンドボールクラブスーパーマッチ IN YEOSU」が開催されました。
| 区分 | 結果 | MVP |
|---|---|---|
| 男子 | 仁川都市公社 34 (18-15, 16-18) 33 ブレイヴキングス刈谷 | LEE YOSEB選手(仁川都市公社) |
| 女子 | SKシュガーグライダーズ 33 (14-16, 19-15) 31 香川銀行シラソル香川 | KANG KYUNGMIN選手(SKシュガーグライダーズ) |
刈谷は1点差、香川銀行は2点差。どちらも手が届きそうで届かなかった。
男子は前半15-18とリードを許しながら、後半18-16と巻き返し。最終スコア33-34で1点差の惜敗。女子は逆に前半16-14とリードしながら、後半15-19と逆転を許しました。
初開催の日韓クラブ対抗戦で、日本の両王者が接戦を演じたこと自体が大きな意味を持ちます。League H TVでアーカイブ配信中(有料会員向け)。
安平光佑選手 — アジアクラブ選手権MVP
6月17日、クウェートで開催されていた第28回アジア男子クラブリーグ選手権の決勝で、安平光佑選手が所属するブルガンSCが初優勝。安平選手は大会MVPに選出されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 決勝 | ブルガンSC 34-32 ハリージ・クラブ(延長、60分は27-27) |
| 安平選手の決勝成績 | 9得点・6アシスト |
| 受賞 | 大会MVP |
ブルガンSCはこの優勝により、2026年10月にエジプトで開催される第19回IHF男子クラブ世界選手権への出場権を獲得しました。
安平選手は5月にGRKオフリドでEHFヨーロピアンカップ優勝、6月にブルガンSCでアジアクラブ選手権優勝と、欧州とアジアのクラブタイトルを立て続けに獲得。日本人選手の海外での活躍が止まりません。
退団・退任 — シーズン終了後の人事ラッシュ
今週、複数のクラブから退団・退任の発表が相次ぎました。シーズン終了後の移籍市場が本格的に動いています。
熊本ビューストピンディーズ — 8選手が退団
6月15日、熊本は8選手の契約満了・退団を一括発表しました。
| 選手 | 2025-26シーズン成績 |
|---|---|
| 塚田春菜 | 8試合7得点 |
| 宇野史織 | 20試合19得点 |
| グレイ クレア フランシス | 20試合86得点 |
| シウ・オーベック | 3試合8得点 |
| 田口舞 | 15試合、阻止率35.2% |
| 久保奈津季 | 11試合11得点 |
| 細江みづき | 20試合51得点 |
| 松山那優 | 0試合 |
8名中、グレイ クレア フランシス選手(86得点)と細江みづき選手(51得点)は今季のチーム主力。大幅な戦力入れ替えになります。宇野史織選手とグレイ クレア フランシス選手はリーグH自由交渉選手リストにも掲載されています。
ハニービー石川 — 河合辰弥HC退任
6月15日、ハニービー石川が河合辰弥ヘッドコーチとの契約満了・退任を発表。プレーオフでは準決勝まで進んだチームの指揮官が交代します。
ジークスター東京 — 佐藤智仁監督・水野裕紀コーチ退任
6月17日、ジークスター東京が佐藤智仁監督と水野裕紀コーチの退任を発表。佐藤監督はコーチ時代を含め4シーズン在籍。プレーオフ準決勝で豊田合成と28-28の引き分けに終わり、決勝進出を逃した直後の発表です。
6月18日には2026-27シーズンの所属選手19名も発表されました。
その他の退団・契約満了
クラブ公式Instagramで確認された情報:
| チーム | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 大崎オーソル埼玉 | 松岡寛尚選手 | 退団 |
| 富山ドリームス | 衣笠友貴選手 | 退団 |
| ゴールデンウルヴス福岡 | 國分晴貴監督 | 契約満了 |
第78回日本選手権 — リーグH枠・シード決定
6月17日、第78回日本ハンドボール選手権大会のリーグH枠とシードが発表されました。
| 部門 | 出場枠 | シード |
|---|---|---|
| 男子 | リーグH最終順位上位12チーム | 上位8チームは2回戦から |
| 女子 | リーグH所属全11チーム | 上位8チームは2回戦から |
プレーオフが終わり、次のシーズンに向けた大会のフレームが見えてきました。
女子U-20日本代表 — 世界選手権へ出発
6月19日、女子U-20日本代表が第25回IHF女子ジュニア世界選手権に向けて中国へ出発しました。
| 日付 | 対戦 | 開始(日本時間) |
|---|---|---|
| 6/24 | 日本 vs フェロー諸島 | 19:30 |
| 6/25 | 日本 vs ノルウェー | 19:30 |
| 6/27 | 日本 vs クロアチア | 19:30 |
大会は6月24日〜7月5日、中国・晋中市で開催。日本はグループH。全試合IHF公式YouTubeでライブ配信予定です。
ノルウェー、クロアチアは強豪。フェロー諸島戦でしっかり勝ち点を取り、2戦目以降にどこまで食い下がれるかが鍵になります。
その他のJHA関連
- 6/15 NTS 2025-2026センタートレーニング(U-15)トレーニング動画を公開
- 6/16 女子U-18日本代表 第2回強化合宿参加メンバーを発表
- 6/18 2026コーチ・レフェリーシンポジウム@東京の実施報告を掲載(6/13-14開催、トニー・ジェローナ監督らが登壇)
代表強化、育成、指導者教育と、シーズンオフでもJHAの活動は止まっていません。
来週の注目
- 6/24 女子U-20世界選手権 開幕。日本の初戦 vs フェロー諸島
- 各クラブの2026-27シーズン体制発表の続報
- 移籍・新加入情報
- インターハイ予選の続報
リーグHのシーズンは終わっても、ハンドボールの世界は回り続けています。
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出典
- League H 公式: https://leagueh.jp/
- 日本ハンドボール協会: https://www.handball.or.jp/
- 熊本ビューストピンディーズ 公式
- ハニービー石川 公式
- ジークスター東京 公式
- 各クラブ公式Instagram