今週もリーグHの試合はありませんでした。

でも、情報量は多い。6月12日から始まるプレーオフに向けて、リーグH公式からはイベント施策の告知が連日続いた。さらに今週のビッグニュースは、プレーオフの先に「日韓クラブスーパーマッチ」という国際舞台が用意されたこと。国内王者を決めるだけでは終わらないシーズンになりました。

代表・海外・育成・高校と、トップから育成年代まで複数の層で動きがあった一週間を振り返ります。

リーグH — プレーオフ直前、興行強化の告知ラッシュ

6月1日から7日にかけて、プレーオフ公式ページでは試合情報に加えて会場体験を高める施策が相次いで掲載されました。

イベント・エンタメ施策

日付内容
6/1JTBコラボチケット関連の特別ゲスト出演を告知
6/2松藤量平氏『JUMP SHOOT』がプレーオフテーマソングに決定
6/36/12 男子QF②ハーフタイムに風男塾出演予定
6/56/13 ハーフタイムにKADOKAWA DREAMS出演
6/56/13 ハーフタイムに夢グループ 石田社長・保科有里出演
6/5TRE企業ブースでリサイクルイベント実施

松藤量平氏は6月14日の女子FINALでテーマソング歌唱、男女FINALでの国歌独唱も予定されています。

リーグHは代々木での3日間を、単なる年間王者決定戦ではなく「会場全体で楽しめるイベント」として見せようとしている。音楽、ゲスト、企業ブースと、競技ファン以外への接点を増やす設計が読み取れます。

出場チーム紹介

プレーオフ出場チームの公式紹介記事も続けて掲載されました。

  • 6/4 アランマーレ富山
  • 6/6 ブルーサクヤ鹿児島 — 女子レギュラーシーズン2位、6大会連続17回目のプレーオフ出場

女子プレーオフは6月13日にブルーサクヤ鹿児島とアランマーレ富山のSemi Finalが組まれています。前回王者ブルーサクヤが連覇に挑む構図。女子プレーオフ予想記事で描いた展開が現実になりつつあります。

日韓クラブスーパーマッチ — プレーオフの先に国際舞台

6月1日、リーグHが今週最大のニュースを発表しました。

「新韓 SUPER SOL 2026 日韓クラブスーパーマッチ IN YEOSU」の初開催。

項目内容
開催日2026年6月20日
会場韓国・麗水(ヨス)
日本側リーグHプレーオフ優勝チーム
韓国側Hリーグ王者

プレーオフは「シーズンの終点」ではなくなりました。国内王者が決まった6日後に、韓国王者との対戦が待っている。プレーオフで勝つことの意味が一段階上がった形です。

アジアのクラブレベルでの国際戦は、ハンドボールではまだ珍しい。この試合が恒例化すれば、日本と韓国のリーグ全体の底上げにつながる可能性があります。

JHA・代表・海外 — 複数の層で動きあり

安平光佑選手、欧州タイトル獲得

北マケドニアのGRKオフリドがEHFヨーロピアンカップで初優勝。安平光佑選手は決勝2試合で合計13得点と、チームのタイトル獲得に大きく貢献しました。JHAが6月2日にこのニュースを掲載しています。

日本人選手が欧州クラブタイトルを獲得するのは大きなニュース。国内リーグだけでなく、海外でプレーする日本人選手の活躍も追いかけていきたいところです。

男子ネクスト日本代表18名を発表

6月5日、PSGハンドボールジャパンツアー2026の公式サイトが男子ネクスト日本代表18名を発表しました。

8月5日に有明アリーナでパリ・サン=ジェルマン ハンドボールと対戦する予定。2028年ロサンゼルス五輪を見据えた次世代強化の一環で、若い世代がPSGという世界トップクラブとどう戦うかが注目されます。

競技転向型タレント検証事業の開始

6月2日、JHAが2026年度競技転向型タレント検証事業の開始を告知。J-STARプロジェクトから選出された女子選手を対象に、6月5日から7日に第1回合宿が味の素ナショナルトレーニングセンターで実施されました。

他競技からハンドボールへの転向を促す試みは、将来の競技人口拡大とタレント発掘の両面で重要。トップリーグ、代表強化と並行して、こうした裾野を広げる動きも進んでいます。

高校 — 大阪インターハイ予選で代表決定

6月7日、大阪高体連ハンドボール専門部がインターハイ予選中央大会の最終順位を掲載しました。

部門優勝校
男子大阪体育大学浪商高等学校
女子大阪商業大学堺高等学校

男女1位が第77回インターハイへ、男女1〜6位が第69回近畿高校選手権大会へ出場します。

全国各地で夏のインターハイに向けた予選が進む時期。他府県の結果は今後の週報で追いかけていきます。

SNSの話題 — チケット施策とジークスターのファン感謝祭

今週、SNS上で目立った話題が2つありました。

プレーオフの無料招待施策

プレーオフの無料招待やチケットの席種、案内のタイミングをめぐる反応が一部で見られました。ファンクラブ会員向けの対応や価格に関する声も観測されています。

リーグH側がプレーオフを「初めての人にも来てもらうイベント」として設計している一方で、既存ファンからは情報公開のタイミングや優先順位に対する関心が高まっている構図。これはリーグが成長する過程で避けられないテーマです。

ジークスター東京のファン感謝祭(ZEEK FES)

ジークスター東京のファン感謝祭「ZEEK FES」に関する投稿もSNS上で多く見られました。イベント案内や運営導線についての反応が観測されています。

ジークスターはプレーオフ出場チームの中でもファンコミュニティの発信力が高く、イベント告知が出るたびに反応が大きい。ファン感謝祭はシーズンを通じた応援への還元イベントとして、プレーオフとはまた違う盛り上がりを見せているようです。

新規層の獲得と既存ファンへの配慮をどうバランスさせるか、プレーオフ本番の運営にも注目したいところです。

今週の注目

  • 6月12日(金) プレーオフ開幕。男子Quarter Final @ 国立代々木競技場 第一体育館
  • 6月13日(土) 女子Semi Final & 男子Semi Final
  • 6月14日(日) 男女FINAL
  • 各チームの最終メンバー発表
  • プレーオフ結果を受けた日韓クラブスーパーマッチの出場チーム確定

いよいよ今週、シーズンのクライマックスです。


出典