昨季は2度対戦して、2度とも勝てなかった相手。 その熊本に、ラティーダ琉球が開幕戦で勝ちました。

10月12日に開幕した2026–27シーズンのリーグH。 女子のザ・テラスホテルズ ラティーダ琉球は、熊本ビューストピンディーズに33–29で勝利しました。 前半は13–17。4点差を追う後半に20点を挙げ、逆転しています。 熊本対琉球の公式結果

比べるのは、昨季のレギュラーシーズン、通常リーグの順位です。 琉球は7位、熊本は5位でした。 開幕日の全12試合で、昨季順位が下のチームが上の相手に勝ったのは、この一戦です。 引き分けは勝利に数えず、昨季の通常リーグに出ていない堺は比較から外しています。 昨季女子の公式順位

注目したいのは、後半の得点経過と、シュートの数字の読み方です。 7mを除くフィールドシュートは、両チームとも29得点/42本でした。 琉球はそこに7mスローの4得点を加えています。 数字を分けて読むと、最終スコアだけでは見えない特徴が出てきます。 記事の後半では、開幕全12試合の結果と、公式スタッツから読める一言を紹介します。

昨季は20–28、23–40。今回は33–29でした

昨季の通常リーグでは、琉球は熊本に2敗しています。 1月17日は、琉球20–28熊本。 4月25日は、熊本40–23琉球でした。 1月17日の公式結果/4月25日の公式結果

今回も前半終了時は、熊本が17–13でリード。 けれど後半だけを見ると、琉球20–12熊本です。 昨季の直接対戦と開幕戦を並べると、結果の違いがはっきり見えますね。

これは昨季の通常リーグ2試合との比較です。 過去の全大会で初めて勝ったという意味ではありません。 プレーオフで決まる最終順位とも分けて読んでください。

後半の最初の4得点で、17–17に追い付きました

公式のランニングスコアは、得点した時刻を並べた記録です。 そこを見ると、琉球は後半開始から4連続得点。 後半2分50秒には、17–17の同点に追い付きました。

そのあと熊本が19–17と、もう一度2点差をつけます。 琉球は後半6分39秒から11分35秒までに5連続得点。 琉球22–19熊本へと、リードを変えています。 時刻はいずれも後半開始からの経過時間です。 公式記録PDFの得点経過

後半の得点のまとまりは、記録から確認できます。 ただ、守備をどう変えたか、どんな攻めで得点したかは、この表だけでは分かりません。 見逃し映像を観るなら、同点になった場面と、19–17から変わった場面を見返してみてください。 数字を先に知っておくと、観たい時間を選びやすくなります。

同じ29/42でも、7mは別の欄です

フィールドシュートは、7mスローを除くシュートです。 7mスローは、ゴール正面7mから行うペナルティースローを指します。

公式記録では、フィールドシュートは両チームとも29得点/42本。 成功率は29÷42で、どちらも約69.0%です。

記録琉球熊本
フィールド得点/試投29/4229/42
フィールド成功率約69.0%約69.0%
7m得点/試投4/40/0(試投なし)
合計得点3329

琉球は7mを4本すべて決めています。 熊本は7mの試投がないため、成功率を0%とは扱いません。 総得点の4点差は、7mでの得点差と一致します。 ただし、これだけで勝因のすべてを説明できるわけではありません。 公式結果の個人成績・公式記録

得点を挙げた選手にも目を向けてみましょう。 喜納歩菜選手はフィールド7点と7m3点で、合計10点。 竹内聖空選手はフィールド8点と7m1点で、合計9点です。 西田瑞歩選手はフィールドで8点を挙げました。 3選手で、チームの33点のうち27点を得ています。

得点数だけでなく、何本打って何本決まったか。 そのうえで、7mを含む数字なのかを確かめる。 試合の数字を読むときの基本も、この分け方から始められます。

10月12日の全12試合。結果とスタッツをひとつずつ

表の括弧は、すべて2025–26の通常リーグ順位です。 チーム名は読みやすい短縮表記にしています。 得点のリンクから、正式名・前後半・選手別成績を公式で確認できます。 各試合のコメントは、公式記録PDFの数字から選びました。 フィールドシュートの得点・試投には7mを含めません。 GKの「阻止/総数」は、公式のGK欄にあるフィールドシュートの記録です。相手チームの全試投数とは区別します。 昨季男子の公式順位/昨季女子の公式順位

男子7試合

チーム得点対戦相手
大同東海(5位)36–29琉球コラソン(12位)
佐賀(4位)34–27大阪高石(8位)
堺(昨季RS順位なし)27–37豊田合成(2位)
わくなが(10位)25–25大崎(6位)
福岡(13位)18–38刈谷(1位)
東京(3位)33–26富山(11位)
宮城(7位)40–19BM東京・神奈川(14位)

堺リエゾンは、今季から通常リーグに新規参入しました。 昨季のチャレンジ・ゲームズへの参加と、通常リーグの順位は別です。 比較用の順位を補って、最下位として扱うことはしていません。

宮城40–19 BM東京・神奈川

前半19–8、後半21–11。 首藤大輝はフィールド9本を全て得点に。宮城は計40得点。

この試合の公式記録PDF

東京33–26富山

前半17–16、後半16–10。 東京の宮城風太がフィールド15本中9本を阻止。後半は16–10。

この試合の公式記録PDF

大同東海36–29琉球コラソン

前半17–17、後半19–12。 17–17の折り返しから大同が後半19–12。谷口尊が7得点。

この試合の公式記録PDF

堺27–37豊田合成

前半13–18、後半14–19。 豊田合成は12人が得点。RS初陣の堺では青戸和樹が8得点。 堺の通常リーグ初参戦についての公式案内 この試合の公式記録PDF

わくなが25–25大崎

前半12–15、後半13–10。 わくながは49本、大崎は33本を放ち、ともに25得点。 総試投はフィールドシュートと7mスローの合計です。前半12–15から後半13–10とし、昨季RS10位のわくながが6位の大崎と引き分けました。 この試合の公式記録PDF

福岡18–38刈谷

前半10–21、後半8–17。 刈谷の岡本翔馬が10得点。フィールド11本中10本を決めた。

この試合の公式記録PDF

佐賀34–27大阪高石

前半14–12、後半20–15。 佐賀の所凌央は8本すべてを得点に。高石の前田理玖は10得点。 所選手の内訳は、フィールド7/7と7m1/1です。 この試合の公式記録PDF

女子5試合

チーム得点対戦相手
アランマーレ富山(3位)27–14飛騨高山(10位)
香川銀行(1位)27–27HC名古屋(8位)
石川(4位)30–22三重(9位)
熊本(5位)29–33ラティーダ琉球(7位)
鹿児島(2位)38–19大阪ラヴィッツ(11位)

アランマーレ富山27–14飛騨高山

前半10–8、後半17–6。 アランマーレのGK陣がフィールド34本中22本を阻止。

この試合の公式記録PDF

石川30–22三重

前半13–11、後半17–11。 石川の馬場敦子と犀藤菜穂が、ともにフィールド21本中11本を阻止。

この試合の公式記録PDF

香川銀行27–27 HC名古屋

前半16–14、後半11–13。 HC名古屋の細江みづきが7得点。チームは昨季王者と引分。 香川銀行は昨季RS1位で、プレーオフも優勝したチームです。RS8位の名古屋は前半14–16、後半13–11で引き分けました。昨季プレーオフの公式結果 この試合の公式記録PDF

熊本29–33ラティーダ琉球

前半17–13、後半12–20。 喜納歩菜10、竹内聖空9、西田瑞歩8得点。琉球の33点中27点。

この試合の公式記録PDF

鹿児島38–19大阪ラヴィッツ

前半20–11、後半18–8。 鹿児島の笠泉里はフィールド6本すべて成功。高来葵美も6得点。

この試合の公式記録PDF

大阪高石の昨季順位は、「アルバモス大阪」の表記からつないでいます。 正式名称と呼称の対応を、両季の公式チーム一覧で照合しました。 2025年の公式一覧/2026年の公式一覧

引き分けの2試合は、昨季下位チームの「勝利」とは分けて数えています。 昨季順位は比較の出発点であって、今季の結果を決めるものではありません。

全12試合の内訳は、昨季上位の勝利8、下位の勝利1、引き分け2。 残る1試合は、堺に昨季の通常リーグ順位がないため比較対象外です。

昨季の2試合と、今回の開幕戦を並べてみませんか

国内リーグ結果アーカイブに、開幕日の12試合を追加しました。 予定の行を確定結果に更新し、総得点と前後半、公式記録へのリンクを収録しています。 ほかの予定試合に、結果を補ってはいません。

琉球対熊本を振り返るなら、年度をまたぐ直接対戦が便利です。 「女子」「ラティーダ琉球」「熊本」を選び、段階を「通常リーグ」にしてみてください。 昨季の2敗と今回の勝利を、同じ画面でたどれます。 👉 琉球対熊本の通常リーグを開く

試合カードの「出典と内訳」を開くと、前後半と公式資料を確認できます。 20シーズンの記録には、未確認事項も残っています。 未収録や未確認は、0勝や0点という意味ではありません。 アーカイブの使い方と記録の読み方も、必要なときにどうぞ。

結果・スタッツの確認:2026年10月13日(日本時間)。熊本対琉球の公開遅延は、公式告知で10月13日1:30の解消が追記されています。確認時点で全12試合の結果と選手別成績が掲載されています。

開幕前の国内の動きは、10月5日〜11日のハンドボール週報からも読めます。 次の観戦では、スコアとスタッツをひとつずつ確かめながら、応援するチームの試合を楽しんでみてください。